株式会社Morquesta Partner(モルケスタ・パートナー)は、2025年4月3日(木)よりオフィスを移転致しました。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りくださいませ。
◆新オフィス
〒150-8512
東京都渋谷区桜丘町26番1号セルリアンタワー15階
電話番号 03-5050-4613
アクセス
※旧オフィスにつきましては2025年5月31日付にて解約となります。お取引先の皆様には郵送等のご対応についての案内を順次行わせていただきます。
◆増資前の資本金 3,000,000円
◆増資後の資本金 9,000,000円
今回の資本金増資による財務基盤の強化により、一層の飛躍と事業の拡大を図るよう努力いたす所存でございます。
今後とも末永いご指導、ご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
https://morquesta.co.jp/articles/1859
「経営理念の“integrity“とは ①」冒頭でふれましたが、”integrity”は”真摯さ”と訳されています。ニュアンスを正しく表していない、とよく言われます。私もそう思います。かといって、一言で表せるような適当な単語は思いつきません。だから出来るだけ近い意味を持つ単語”真摯さ”が使われるのだと思います。
単語にはできませんが、私なりの解釈で文章化すると「”一貫した”正直さ、誠実さ」と言うことです。
この”一貫した”が、ポイントです。日々の暮らしや、仕事のなかで、常に正直であること、常に誠実であることは、大変困難だからです。
【integrityはMorquesta Partnerの最上位オーダー】
ふと、マシュマル・テストを思い出しました。
https://www.youtube.com/watch?v=Ifkc8zXxSpM
また、”義務論”も連想しましたが、長くなりそうなのでやめておきます。
https://morquesta.co.jp/articles/1527
ドラッカーは数々の著作の中で”integrity(インテグリティ)”という言葉を使っています。「真摯(しんし)さ」と訳されていていますが、それでは言い表せていないと感じています。
ドラッガー自身も定義が難しいと述べていて、「”integrity”に欠如する人物の特徴」を列挙することにより、逆説的に説明しています。
それは、
①人の強みよりも弱みに目を向ける
②何が正しいかよりも誰が正しいかに関心を持つ
③真摯さよりも、頭の良さを重視する
④部下に脅威を感じる
⑤自らの仕事に高い基準を設定しない
の5つです。
さらにドラッカーは、「いかに、知識があり、聡明で上手に仕事をこなしても、真摯さに欠けていては組織を破壊し、重要な資源である人間を破壊し、組織の精神を損ない、業績を低下させる」と述べています。
数年前、話題になった「もしマネ」シリーズでは、次のように引用されています。
「真摯さを絶対視して、初めてまともな組織といえる。それはまず、人事に関する決定において象徴的に表れる。真摯さは、とってつけるわけにはいかない。すでに身につけていなければならない。ごまかしがきかない。ともに働く者、特に部下に対しては、真摯であるかどうかは二、三週間でわかる。無知や無能、態度の悪さや頼りなさには、寛大たりうる。だが、真摯さの欠如は許さない。決して許さない。彼らはそのような者をマネジャーに選ぶことを許さない」
”integrity”の欠如に対して、ドラッカーはかなり辛辣です。(②につづく)
https://morquesta.co.jp/articles/1436
”Morquesta”は、スペイン語で”オーケストラ”を意味する”Orquesta”の前に、代表である私の姓「前田」のイニシャル”M”を付けた造語です。スペイン語”Orquesta”を更に遡ると、語源はギリシャ語”オルケストラ(ορχηστρα)”にあり、表紙画像のような古代劇場の丸い場所のことを指していたそうです。
さて、オーケストラの団員は、皆それぞれ高度なスキルと知識を持ったプロフェッショナル集団で、編成にもよりますが凡そ総勢60~100人ぐらいです。扱う楽器は大きさ、重さ、材料、音の高さ、役割、そして奏者の性別・国籍・信条など、多種多様です。
そんななか、同じ楽器でパートを組み、パート数は弦楽器5、木管8、金管4、打楽器1、その他1、計19。指揮者をいれると計20にもなります。パート毎に違うことをやっていながらも、あれだけ美しいハーモニーを奏でているわけです。
みなソロでもイケる技量をもった人たちですが、一人では交響曲は奏でられません。作曲家の意図や、指揮者の楽曲分析を理解し、演奏を人に聴いてもらうという共通の目的を持ち、そのための共通言語を持ち、他のメンバーの音をよく聞き、高いレベルでハーモニーを完成させることで、あれだけの演奏が出来るのだと思います。
会社も同じだと思います。経営者のビジョンを理解し、経営層、リーダー層、チームメンバーの話をよく聞き、共通言語でコミュニケーションをとり、互いに尊重しあうことで、一人では、到底なしえないことを達成していきます。
そんな思いで、”Morquesta” という造語を社名の一部としました。といっても当社だけでは全くメンバーが足りませんが、お客様ととともに歩むことで、完成度の高いハーモニーを奏でたいと思っています。